愛知芸術文化センターで開催中!国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」をレポート!

デザイナー

岡田 千裕

こんにちは、デザイナー志望の岡田です。

先日「あいちトリエンナーレ」の展覧会を観に愛知芸術文化センターへ行ってきました~ 身近でこういった大きな芸術に触れることができるのは、愛知県の魅力の一つだと感じたので、レポートします!


あいちトリエンナーレとは?

あいちトリエンナーレは、2010年から3年ごとに開催されている国内最大規模の国際芸術祭です!
展覧会など最先端の芸術作品に触れることができ、毎回違った芸術監督のもと、テーマが設定され、開催場所や参加アーティスト、作品群もその年によって変わります。


今年のテーマは『情の時代 Taming Y/Our Passion』
10月14日まで名古屋市と豊田市の4つのエリアで開催されています。
(詳しくは公式サイトをご覧ください https://aichitriennale.jp/index.html


愛知芸術文化センターってどういうところ?


愛知芸術文化センター

アクアリングから徒歩16分、栄駅から徒歩3分で行くことができます。 愛知県美術館や芸術劇場などの施設があり、私は芸術関連の情報をここで集めたりもしています~



オアシス21から愛知芸術文化センターへの連絡通路

オアシス21というショッピングモールが隣にあって、こちらの入り口から行き来できます。買い物も食事も近くでできるので便利です!



どんなものが観られる?展覧会の様子をご紹介!


あいちトリエンナーレ2019では、SNS等の作品のシェアを推進してくださっているので、好きになった作品を少しだけ感想とともにご紹介!


《Untitled(Static)》シール・フロイヤー

シール・フロイヤーの作品

鑑賞者の想像力が加わることで完成する作品です。ドーム状の作品の下に行くと、傘をさしている時に聴く雨音が聴こえてきて、不思議な体験でした。


詳しい作品詳細はこちら



《ラストワーズ/タイプトレース》dividual inc.

dividual inc.の作品

10分遺言をインターネットで集め、文字入力の様子を記録した映像作品です。背景にいる書き手を想像せざるを得ないこの作品は、泣きそうになりました。


詳しい作品詳細はこちら



みることができない展示

辞退の申し出があった展示会場の入り口

報道されていた「表現の不自由展・その後」の中止という展示及び表現の規制にともなって、辞退の申し出があった展示会場の入り口です。 閉じた会場への扉に「あなたは自由を奪われたことはありますか?」などの質問に対して、意見の書かれた紙が貼られています。そばにこれらの紙を書くスペースもありました。



今回のあいちトリエンナーレは、表現の自由について参加アーティストのメッセージを読んだりすることで、考えながら展示を観る機会にもなり、私は、芸術そして美術館には複数の異なる考えや表現、文化などが共存していて対話する場所であるように思いました。


まとめ


デザインとアートの違いについては様々な議論がありますが、表現するという大きな共通部分に注目すると、考え方や表現方法、作品の魅せ方など、アートのもつ知識や技術は観ていてとても勉強になるので、どこかでデザインワークに活かせたらいいなと思いながら鑑賞しています。



あいちトリエンナーレで展示されるような最先端の芸術作品は特に、アーティストが社会の流れを捉え、作品に落とし込まれているものが多く、より現在や未来へフォーカスした視点の獲得や、学びがあるように感じました。



そしてなにより、展覧会はみたことのない景色を観れるのでとても楽しいです!

今回観たのは1エリアのみですが、とても充実した展覧会でした。 この調子で残りの会場も回りたいと思います~!

お近くに立ち寄ることがありましたら、ぜひ観に行ってみてくださいませ~!

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