どうもこんにちは、松本です。
入社して半年が経ちまして、色んな仕事や勉強をさせてもらってます。
そんな中で、「UXデザイン」について勉強するため、9/14に東京・新宿にて開催された
UX MILK Fest 2019に参加してきました。
今回はそのレポートを書いていこうと思っています!
UX MILK Festとは?
UX MILKについて、こちらのサイトを参考に説明します。
※このサイト、webやアプリにまつわるUXについて学べるメディアで、毎朝記事が更新されています!ぜひ読んでみてください‼
UX MILKとは、株式会社メンバーズの三瓶 亮さんという方が編集長/プロデュースをされている、UX(ユーザー体験/経験)デザインをテーマにしたメディアです。
UX MILKや三瓶さんを中心に、様々な勉強会や交流イベントが開催されています。
そのUX MILKが主催するフェス型の勉強会イベント、それが「UX MILK Fest」です!
「『UX』の解像度を上げ、UXデザインとの関わり方を考える日」というテーマのもと、
様々な分野の方がそれぞれの視点からUXについて語ってくださいます。
参加した背景
アクアリングでは今期「UX/UI」をテーマに掲げています。
そのため、アクアリングに入社してUXについて何も知らない僕はまず
「UXとはなにか」を学ぶ必要がありました。
なんとなく「UX…ユーザ体験」ということや、その概要みたいなところは分かっていました(いわゆる「UXに対する解像度が低い」状態だった)が、
勉強会に参加しようにもどのようなレベルの内容か分からず、ついていけるか不安でした。
そんな中UX MILK Festを見つけ、テーマにあった「UXの解像度を上げる」という言葉に惹かれて
参加したいと思いました。
アクアリングでは「教育費」として、勉強会やセミナーの参加費や交通費が支給される制度があります。
これは参加するしかないと思い、早速参加希望いたしました!
いたるところにフェス要素満載
当日10時半ごろに会場に着き、受付。
リストバンドやパンフレット。楽しい雰囲気満載です。
トートバッグももらえました。資料など持ち歩くのに便利!
ここで参加したいワークショップの整理券もGETします。
いざ会場へ。
会場には、4種類のセッションスペース(メインステージ、トークルームA・B、ワークショップルーム)があります。
そして、タイムテーブル。
引用元:
《https://uxmilkfest2019.studio.design/timetable》
フェスの醍醐味でもある「聞きたいセッションがかぶっていてどれに行こうか悩む」体験ができ、楽しめました。
また、なんと食事や飲み物が無料で提供されていました!すごくないですか?
会場に着いてからお祭り気分の演出がすごくて感動しまくりでした。
さて、いよいよイベントスタートです。
当日の流れ
フェス形式ということで途中入退室ありなので、好きなタイミングで色んなセッションを聞きました。
当日の僕の動きとともに、今回は特に参加したワークショップの内容について書いていきたいと思います。
11:15- 『グローバル展開する教育サービスのプロダクト設計』
11:45- 『レゴでプロダクトデザイン体験』
こちらのワークショップでは、レゴをつかってお客様が求める建物のモデルをつくるというもので、参加者は2人一組になり、それぞれが役になりきってインタビューされます。
そしてインタビューをもとに一度作ってみて成果物を見せたのち、フィードバックをもらい更新します。
つまり「要望さぐる→計画→つくる→見せる(伝える)→振り返り」というサイクルを2周行うわけですが、この時間がとてつもなく短い。
1周あたり15分です。合計30分間で何もないところから完成までもっていくということになります。
みんなの成果物がこちら。
このワークショップで学んだこと(体験できたこと):
・「作る→フィードバック」の反復を重ねる方が早い
・単純に要求に応えるのではなく、+αを考えるのがデザインの楽しさ
・言語化や視覚化するのは難しい
・スピード感は大切。
12:45- 『リサーチなしではじめるUXデザイン』
13:15- 『誰のためのUX?』
14:30- 『アジャイルUXリサーチ』
15:30- 『BtoBマーケティングとUXの美味しい関係』
16:30- 『コントをモデルに体験のデザインはできるか実験』
こちらのワークショップでは、短い物語として「コント」をモデルに、体験の核の前後を含めたプロセスをデザインするというワークショップでした。
登壇者の株式会社メンバーズ川田さんも「実験」と称されており、試し試しで進められていました。
感想としては、「もう一度やってみたい!」です。
というのも、まず馴染みのないフローであったがゆえに、自分の中で要件理解に時間がかかってしまい、ワークショップ全体1時間の中でアイデアを出してカタチにするまでが追い付かなかったためです。
幸いなことに今回の実験(ワークショップ)にあたり、川田さんが材料となるモデルパターンや分析結果の資料を作ってくださっていて、そのすべてが公開されているので
ぜひともアクアリングのメンバーと時間を設けて、カタチにするところまでやってみたいと思いました。
このワークショップで学んだこと:
・体験の核を現状に埋め込むのではなく、その前後も含めたプロセス、物語をデザインする必要がある
・デザインする際のプロセスパターン(骨組み)のようなものがあると、アイデアに集中できるため考えやすい
資料や解説はこちら:
「コントをモデルに体験のデザインはできるか実験」の準備1
17:30- 参加者の方とお話
参加者や登壇者の方と直接お話をすることができました。
様々な背景の方々がいらっしゃって、それぞれUXについての思いや考えをたくさん聞くことができました。
こちら
に全セッションの資料がまとめられていたので共有します!
どれもとても勉強になるし面白い内容ばかりなので、ぜひ読んでみてください!!
まなんだこと
今回のイベントは様々な分野の方が「UX」についてそれぞれの視点からお話をされていて、自分なりに感じたことを5つにまとめました。
・みんな悩んでいる。
・難しく考えすぎなくていい
・良いUXを作るには、“客観”でなく“主観”で考える。(「自分ごと」化する)
・一人では作れない、それぞれの視点から議論する必要がある
・UXを考える体制作りのためのチームコミュニケーションが必要。
当たり前だと思うかもしれませんが、本当にそういうことなのだなと実感できました。
もっと色々と感想や、それぞれに対する想いを語りたいですが、それはまた機会があれば別の記事で!
まとめ
UX MILK Festのテーマにもありましたが、
自分の中で「UX」に対するの解像度を上げることが少しできたかなと感じております。
とても充実した一日を過ごすことができました。
またUXに関する勉強会やイベントがある際は参加したいです。
UX関連以外の勉強会やイベントでも、
自分の成長や学びにつながると思ったら積極的に参加しようと思いました。
恵まれた制度がありますしね!
全国各地で色々と開催されているので、皆さんもぜひ参加することをオススメします!
(学生向けに開催される無料なものもあるみたいですよ)
これからのお仕事で何か作る際も、常に「自分ごと化」した視点を持ち続けたくさん議論して、いいUXなモノを作っていきたいです。
以上、それではまた。