膨大な情報量を抱えたコーポレートサイトを整理し、積水化学工業様の長期ビジョン「Vision 2030」にフォーカスしたコミュニケーション設計、ブランディング強化を基軸とし、個別ステークホルダーコンテンツのUI/UX改善、CMS最適化などを行い、プロセスをデザインしました。そして中核となる部分は、社会課題解決に取り組むファクトに注目し、生活者(すべてのステークホルダー)に伝わるコンテンツを作り上げていきました。
Oneness for good design.
Moving toward to
a better future together.
SEKISUI CHEMICAL CO., LTD. Corporate Site Renewal
コーポレートサイトリニューアル
- Client
- 積水化学工業株式会社
- Date
- 2022.9.30
- Scope
- WEBサイトリニューアル, コンテンツ企画・開発, 戦略策定・要件定義, ワークショップ実施, NOREN導入, グラフィック制作, イラスト制作, ライティング
「見えない技術力」を「ひとびとの暮らしと結びつけるメッセージ」として届けるプラスチック製品のパイオニアを目指し誕生した積水化学工業(積水化学グループ)様は、時代ごとに社会的課題解決に貢献する幅広い製品やサービスを創出し、「世界で最も持続性可能性の高い100社」にも選ばれ続けています。
社会基盤の維持に貢献する技術力や、革新的な製品・サービスを通じて未来へ挑戦し続けていく企業姿勢をさらに伝えるため、コーポレートサイトをリニューアルしました。
国内外に200社近いグループ企業を有する大きな組織で、関連する各部署と連携しながら進めるプロジェクト。生活者の視点で暮らしに根付く取り組みを丁寧に掘り起こし、広報担当者の方とも認識合わせをしっかりと行いました。「ひとびとの暮らしと技術力を結び付ける」というテーマを一貫して意識したため、プロジェクトが進むほど議論が活発に。「こんな情報はどう?」と他部署から情報も集まり、社内連携の機運が高まりました。
当社の制作体制も、プロジェクトメンバー全員がプロジェクトゴールを意識し、各制作工程の責任者だけでなくメンバー全員が積極的に議論できる会議体を設けることで、アイデアやアウトプットが磨かれていきました。大規模サイトでは関わる人数も多く、全員で議論すると、若手は発言機会が限られる傾向があります。進捗確認としての全体MTG以外に、責任者MTG、各工程ごとのMTGといった目的(議論のレイヤー)ごとに会議設計を行ったことで、主体的で活発な議論を重ねることができました。
Launch Site
Staff
- Producer
- 加藤 隆宏
- Project Manager
- 古田 康浩
- Dirctor
- 藤田 恵子 / 樽見 香絵子
- Art Director / Designer
- 高橋 和也
- Designer
- 山下 斐子
- Technical Director
- 高木 勉
- Front-end Engineer
- 黒部 礼仁 / 松本 雄太朗
- System Engineer
- 鷲見 和久
Partner
- ライター
- ベリーマン(野垣)