「Brother Earth」サイトは、オリジナルコンテンツや多くの単発施策をひとつの思想でつなぐ重要な役割を担っています。大人子ども問わずすべてのステークホルダーがこのサイトをハブとして、少しでも「地球環境」について考えるきっかけを得られることを目指し、日々着実な運用を行なっています。
Oneness for good design.
Moving toward to
a better future together.
Brother Earth
さまざまなメディアを横断し、
企業の文脈を捉えたCSRプロモーション
- Client
- ブラザー工業
- Date
- 2012〜
- Scope
- WEBサイトリニューアル, コンテンツ企画・開発, 戦略策定・要件定義, CMS導入, システム構築, インフラ構築, イベント企画・運営, 映像制作, 写真撮影, グラフィック制作, イラスト制作, ライティング, リアルメディア(パンフレット・カードなど)制作, 多言語対応, WEBサイト運用支援, Web広告活用支援, ソーシャルメディア活用支援
アクアリングはブラザー様のCSR広報パートナーとして、「Brother Earth」サイトの多言語運用からはじまり、Webコンテンツ、動画制作、デジタルプロモーション、リアルイベントなど、さまざまなメディアを横断したコミュニケーション設計と実装をおこなっています。
そして、デジタルプラットフォームを活用して施策の効果測定を行いながら、事業部としてのコンバージョンにもコミット。長期にわたりブラザーグループのCSRブランド価値向上をお手伝いしています。
世界各地でブラザーが行なっている環境貢献活動の中で、支援したい寄付先を選んでクリックすると、1クリックあたり1円をブラザーがユーザーに代わって寄付します。「Brother Earth」立ち上げ当初から、砂漠の緑化、森林再生、マンタの生態調査など、多岐にわたる活動へのカジュアルな接点となっています。
ネーミングライツ契約をしている名古屋市科学館プラネタリウム「Brother Earth」の来場で並んでいただく方へうちわを配布。夏場の便利なアイテムであるとともに、印字されたQRコードから環境クイズに気軽に参加でき、その場でプリンターが当たる仕組みを構築。リアルな接点を有効活用したプロモーションです。
2010年から続く「クリック募金」の参加ログや、リアルタイム募金の軌跡を紐解くデータビジュアライゼーション。クリック募金のユーザーは100ヵ国を超え、対立する国の人々が募金し合うことも。募金額だけでは伝わらないストーリーと、”タッチ”で募金に参加できる仕組みを実装し、日本・中国で展開しました。
ギネス認定の世界一大きなプラネタリウムドーム「Brother Earth」でプロジェクションマッピングイベントを開催。投影されたブラザーの環境活動ストーリーにアプリをかざすと演出が加わる、日本初のAR技術融合で話題性も促進。来場者は約32,000名、前年比142%と、多くの人への興味喚起を達成しました。
メーカーとしての環境負荷軽減のチャレンジをグローバルへ発信するため、視覚情報、熱量がダイレクトに伝わるムービー制作をスタート。取り上げた技術は10を超え、専門的な情報を噛み砕いたストーリーで日・英・中に対応。各国のイベントやプロモーションでも活用できる汎用的なコンテンツとなっています。
東山動植物園のユキヒョウが設置されたステップへ登るごとにセンサー感知でカウントし、期間中のクリック数に応じて、ブラザーが地元貢献として支援している東山動植物園に寄付をするコラボ企画。ユキヒョウの様子をWeb連動で届けるなど、絶滅危惧種のユキヒョウを通した生物多様性への興味喚起も狙いです。
毎日に根付く生物多様性の啓発を目的に、一日一種、絶滅危惧種が描かれる日めくりカレンダーを着想。一本の線画と手書きの水彩で生物のつながりや命の彩りを表現し、儚さを感じさせる自然なインタラクションを追及しました。2018年1月1日に公開されて以降、息の長いコンテンツとしてCVに貢献しています。
ブラザーがスポンサーを務めるRadio NEO「NEO UNIVERSE ~聴く宇宙~」とコラボし、2018年の皆既月食を通して美しい地球の大切さを問うメディアミックス企画。ラジオの公開生放送イベントのあいだ、Webサイトでは皆既月食の移り変わりをリアルタイムで発信。宇宙に想いを馳せる一体感を醸成しました。
ブラザーの製品を活用して絶滅危惧種を学ぶ教育ツールとプログラムを企画・開発。イベント運営、ブース製作、Webサイトや記念写真システムの構築など、統合的なアプローチでコミュニケーションを設計。中部国際空港や名古屋のファッションモールで開催し、各種メディアにも多く取り上げられました。
ブラザーの環境保全活動は、世界各国のスタッフがその土地に必要だと感じる活動を考え率先して行なっています。活動を行う現地のみで認知されていた誇りある活動をグローバル発信するため、ドキュメンタリームービーとして展開。臨場感ある活動の様子と、関わるスタッフの熱量が伝わる世界観を構築しています。
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